UQ HOLDER 01巻を電子書籍化。赤松健の最新作。絶版マンガの無料電子書籍会社を設立したからマンガ稼業はやめるのかな？とも思っていましたが、続ける模様。今作は前作完結後の話で、隠していた魔法が認知され、軌道エレベーターが完成している世界。登場人物も主人公の保護者が前作の主人公の師匠の吸血鬼だったり、主人公の祖父の墓に前作主人公の名前が刻まれていたりと密接なつながりがあるようです。うろ覚えで…

鬼灯の冷徹 12巻を電子書籍化。相変わらず地獄の風景が色々ひどいことになっていますが、今回は三途の川の亡者の服を剥ぎ取る奪衣婆は前から出てきていたけど、その相方の服を木にかけ罪を図る懸衣翁が初登場。・・・なぜかアイドルオタになっていました。その他、三途の川にすむ人魚も出てきたりしましたが、確かに浮世絵やかわら版に書かれた日本の人魚は色々気持ち悪い気が。その他、鶴の恩返しが、わざと捕まり無理やり助…

かくりよものがたり 1巻を電子書籍化。以前中国の伝奇の封神演義をマンガ化した作者が、今度は日本の伝奇や神話を題材にしたオリジナル作品。主人公は怨霊を沈めたり、この世に貢献できる人を甦らせたりと人類社会のために生きる姫のアメとその従者サルタヒコ。アメは死後3日以内なら人を生き返らせることができるが、反面自らの命を縮めてしまう。そんな中怨霊が大量に発生していたが、原因がアメとは逆に怨霊の為に生きるワ…

バイオーグトリニティの3巻を電子書籍化。大暮 維人は絵は凄くうまく、かっこいい絵をかくマンガ家で、今回は原作は覆面作家の舞城王太郎が担当している作品。今作も絵がとてもよく、このマンガ家独特な少しグロいシーンも絵のおかげで、嫌悪感があまりわかなくなっています。手になんでも吸い込む穴が開き、吸い込んだ物を復元できる病気バイオバグが発症し、その患者たちが起こした戦争がひと段落ついた世界。主人公は発症後…

言の葉の庭を電子書籍化。 大成建設のCMでおなじみの新海誠原作のアニメ映画のマンガ版 雨が好きで雨が降ると授業をさぼる主人公が新宿御苑で同じく仕事をさぼってビールを飲んでいる女性と出会う話。 主人公は将来靴職人になるのが夢でその流れで女性の靴をつくったりする話ですが 前回の秒速5センチメートルに比べるとハッピーエンドに近いのかな？ という終わり方になってます。 ちなみに映画館でこのBlu-ray…

重機甲乙女 豆だけど 1巻を電子書籍化。この作品はルネサンスごろのオスマン帝国とキリスト教国家との戦争に戦車や爆撃機、戦艦が登場する架空戦記っぽいマンガ。この作者は以前、星間戦争なのに戦闘は戦国時代レベルというマンガの銀河戦国群雄伝ライという作品を描いていたので、そういう題材が得意のようです。本来の歴史では一人の皇帝のもと統一意志のとれた強国オスマントルコが、統一行動のとれないヨーロッパのキリス…

監獄学園 11巻を電子書籍化。元女子高の校庭に校則違反者を収監する監獄がある変わった高校を舞台にしたギャグマンガ。最初は主人公たち男子生徒が収監され退学寸前で釈放されたのですが、その際、収監した側の裏生徒会に不正があり、裏生徒会のメンバーが収監される。今回の収監も個人的な怨恨からくる不正があり、主人公がそれを暴くため再び収監されるのが今巻でのあらすじ。この作品は下ネタが多いけれど、ただ下ネタを扱…

フルメタルパニック アナザー5巻を電子書籍化。この作品は現実世界と少し違い、ソ連の政治改革が失敗し、21世紀初頭まで冷戦が続き、陸上兵器に戦車や装甲車のほかにASという人型の強襲兵器が存在する世界。前作のフルメタルパニックが完結し、その12年後の世界でソ連は崩壊し冷戦は終結したけど小規模なテロやゲリラなどが頻発する世界で、小さいころから土木用のASを操縦していた日本人の主人公はひょんな事から民間…

作者買いしている水上悟志の戦国妖狐 12巻を電子書籍化。この作者は話の作り方や複線の貼り方がうまく、短編も長編もどれも面白いです。また、作品ごとに少しずつ設定がリンクしていることがあり、それを考えながら読むのもおすすめです。人間と闇(かたわら)と呼ばれる妖怪のストーリーで現在の第二部では第一部で頼りなかった青年の風祭 真介が立派な大人になって、第二部の主人公 千夜の保護者をつとめていたり第一部と…

ニンジャスレイヤー1巻を電子書籍化。サイバーパンクっぽい未来の日本で忍者が忍者を殺すというアメリカ人の作家が書いた小説のマンガ版です。外国人が勘違いしてそうな忍者像をさらに10倍悪化させたような世界観の為か、家族の復讐に走る男のシリアスなストーリーなのに、そこらのギャグ漫画より笑えて、読みながら突っ込まずにはいられない素敵な作品です。ブレードランナーっぽい雰囲気の都市 ネオサイタマが舞台。主人公…