BTOOOM
BTOOM 13巻を電子書籍化。
いらない人と指名された人が離島に連れ去られ本物の爆弾で殺し合いをし、
7人殺したら帰還できるというサバイバルゲームが開催されており、
主人公は、このサバイバルゲームと同じルールのオンラインゲームの
世界ランカーでメーカーにテスターとして入っていたニートのネトゲ廃人で
実の母にいらない人に指名されて島に連れ去られてしまうというストーリー。
ゲームが題材ということかコミックの装丁が某箱のゲームソフトに
似通ったデザインだったり、爆弾ゲーム→ボンバーマンの連想なのか、
このゲームの責任者が某名人にソックリだったりします。
前巻でこのサバイバルゲーム運営の親玉がわかったり、
仲間と立てた脱出計画が失敗したりで、第1章が終了し今巻から新章に突入。
前章で脱出に失敗してヘリから海に落ちた主人公が、助けてくれた幼女に
案内された場所は、危険生物の肉食のオオトカゲが入ってこれないフェンスに囲われた区画。
その区画で7人が共同で生活をしていたが、主人公がその区画に入ったことで、
区画内の人間が8人になり、自分以外を全員殺せば島から脱出できる為、
お年寄りが一人殺され、主人公が容疑者にされた上で、その他の人物も区画内で
武装をするように。
この漫画の登場人物は他人から いらない人と認定された人が集まっているので、
基本的に腹黒い人が殆どの為、疑わしい人ばかり。
主人公も同じルールのゲームでは世界ランカーの為には
戦闘には自信があるけれど推理は苦手みたいで後手に回ってしまっています。
そんな中、主人公を助けてくれた幼女が本物の霊能力者っぽく主人公しか
知らないような事を言い当てたり、殺し合いを始めた真犯人を匂わす演出があったりと、
かなり気になる終わり方でした。
その他、前章で脱出を計画した仲間がどうなったか等、気になる点も多くあり、
続きが気になります。
話がアクション系から推理系に大きく変わりましたが、相変わらずの面白さで
おすすめです。