鉄のラインバレル 23巻

鉄のラインバレル 23巻を電子書籍化。


表紙に人民の人民による人民のための…と言った人に似てますが別人です。

今巻で数年行方不明だった主人公が帰還し、人類に敵対していた意志ある機械のヒトマキナから真実が語られ、一気にストーリーが進みました。


物語の舞台は西暦 2023年だが、本当は2052年に人類が滅亡しヒトマキナが人類を作り直しもう一度やり直した世界で、本来の世紀は2712年。


ヒトマキナは本来人間の敵ではなく、自身を作成した人間を復活させ、人類滅亡を回避するのが目的で、強力な兵器を与え、世界的な戦争が始まったところを仲裁し、救世主になることで滅亡を回避しようと計画。

しかし、ヒトマキナの1体が密かに計画を変更し人類同士の戦争を回避させ、救済に来たヒトマキナを人類の敵に仕立てた為、今度は自分を悪役にすることで滅亡を回避する事にし、その際、主人公がとった行動から、彼を正義の味方にすることにし、あえて主人公に撃たれます。


なんとなくラスボスが倒れた感がありますが、まだ明かされていない複線があったり、色々病んで出奔したかつての仲間が、やばい人になっていたりするので、まだ続きそうです。


この作品はストーリーも面白いのですが、登場するロボットのマキナのデザインが独特で格好いい物が多く最高です。

アニメ化された際に主人公機のラインバレルの完成品フィギュアが発売されたのですが、買うか悩んでる間に売り切れてしまい、買い逃したことが今でも悔やまれます。

是非、再販してほしいです。


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