楽園追放 鑑賞
先日 フル3Dアニメ映画の楽園追放を鑑賞してきました。
観る前は昔からよくあるユートピアと見せかけたディストピア物だと思っていましたが、それだけではなく気が付いたら買う予定のなかったBDとパンフレットを購入していました。
ストーリーは地球環境が壊滅的な被害を受け人類の9割以上が肉体を捨てデータとなってディーヴァと言われる仮想世界で生活している時代。
そんな時代にディーヴァがフロンティアセッターと名乗るものからハッキングされ追跡が一切できないので地上世界に降りてハッキングを根源から絶つことになり、保安要員である主人公が地上の臨時エージェントと一緒にハッカーを探すというお話。
仮想世界で生きる人間はデータ化される前の遺伝情報を元に肉体を作成するのですが、主人公は生まれてすぐにディーヴァに移住した為か体調不良や過労に気付かなかったりするなど、あぁ確かにそうなるかもといった描写が多く興味深いです。
その他、フロンティアセッターの存在などはSFではよくある設定ですが、色々ひねってあったり、終盤の派手なアクションシーンがあったりするので、最後まで楽しめました。
あと、気になったのは、ディーヴァの住人は肉体を捨て仮想空間に移住しているのでデータ化されていると思うのですが、個々人のパーソナリティは複製出来ず、常に一つだけ模様。
魂的なものがあるのかなと思ったのですが、あったとしても仮想空間に入る時点でそれもデータ化されていそうなので詳細はよくわかりませんでした。
購入したBDはまだ見れていませんが、次の休日にゆっくりとみようかと思います。
ちなみに映画館にあった主人公の1/1?の人形。
アニメやゲームは何故か主人公が少年、少女のパターンが多いですがこの作品は主人公の肉体が大人でない理由がきちんとあって面白かったです。
今月はあとシャーマンやティーガーが出るフューリーや、面白そうなSFのインターステラーを見る予定ですが、両方公開日が同じなのでどっちを先に見るか、または疲れるのを覚悟で2本見るか思案中です。

