信長のシェフ 10巻
信長のシェフ 10巻を電子書籍化
巻の最初で巨大な船の建造をしていたので、鉄甲船で対 本願寺戦まで一気に進んだかと思いきや、琵琶湖上での建造でそういうわけではないようです。
信玄がいなくなり、後顧の憂いが減ったので、コソコソと動き回っていた室町幕府の最後の将軍 足利義昭を一気に片づけることに。
敵の援軍が到着する前に急襲し、あっさり勝利
この話では将軍職をあきらめているように思えますが、実際は秀吉の時代に将軍位を返納するまで、落ち延びた先で将軍としてコソコソと活動をしていたそうですが、時代への影響力が皆無なので、実質的にはこの時に滅亡した様なものかと思います。
将軍を追放し権力を確固たるものにした後は、天皇に拝謁し元号を天正に制定。
地盤を固めたあとは朝倉と妹婿の浅井との対決。
今まで攻めあぐねていたり、負けたりして決着が中々つかなかった戦いにようやく区切りが付きそうなところで今巻は終了。
このマンガは話のポイントに料理が出てきたり、多少の改変はあれど、信長の歴史をほぼ正確になぞっていたり、材料や素材の有無の歴史考証もしっかりしており、料理マンガだけでなく歴史マンガとしてもとても面白いです。
この作品が2回目の実写ドラマ化されるようで、前回は時間の都合で見れなかったので、今回は見てみようかと思います。