ブレイクブレイド 13巻

ブレイクブレイド 13巻を電子書籍化。


化石燃料を持たない代わりに人類には魔力があって、魔力で石英を伸縮、回転などの操作をすることで車などの日用品から兵器まで動かしている世界。

そんな中で主人公は100万人に一人の確率で誕生する魔力を持たない人間で本来は日用品レベルの物も操作することが出来ないのですが、遺跡から発掘された人型兵器のゴーレムは逆に魔力を持たない人間のみに反応したので親友が国王をしている軍に入り戦争に巻き込まれるというストーリー。


主人公の国は大国に挟まれた資源が豊富な小国で二つの大国に挟まれた緩衝地帯になっていたのですが、一方の大国に攻め込まれ一度は何とか退けられたものの、再び進行を受ける。


以前は機体性能に頼ってばかりいたイメージがありますが、今巻ではエースレベルの実力を持つもう一人の親友で大国の遠征軍の責任者のゼスを圧倒する程の成長をみせていて、今までのイマイチ感を吹き飛ばす活躍ぶりでした。


しかし、かつての親友を殺すことが出来ず逃がしてしまい、ゼスは捕虜にしてある彼らの親友の最後の一人である小国の王妃を処刑することに。

しかし、以前捕虜になったが、王妃の預かりで安全を保障されていたクレオがかつての恩を返すために王妃を脱獄させて今巻が終了。


最後に脱獄した追跡部隊が出発して終わるのですが、先が気になってしまうので、WEB連載を見てしまいそうです。


主人公は戦争に巻き込まれても、敵味方に別れたゼスとの友情を信じており、甘い判断をしてしまい歯がゆい感じもしますが、こういうところも良いとも思ってしまいます。


今、劇場版を再編集したものがTVで放映されていますが、この機会に以前 千値練から発売されプレミア価格になってしまっている完成品フィギュアのデルフィング 第三形態の再販をしてほしいです…。


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