バイオーグトリニティ
バイオーグトリニティの3巻を電子書籍化。
大暮 維人は絵は凄くうまく、かっこいい絵をかくマンガ家で、
今回は原作は覆面作家の舞城王太郎が担当している作品。
今作も絵がとてもよく、このマンガ家独特な少しグロいシーンも
絵のおかげで、嫌悪感があまりわかなくなっています。
手になんでも吸い込む穴が開き、吸い込んだ物を復元できる
病気バイオバグが発症し、その患者たちが起こした戦争がひと段落ついた世界。
主人公は発症後、何も吸い込んでいなかったが、死にそうな親友を助けるため
法律で禁止されている人間を吸い込んでしまう。
実は親友はバイオバグ患者が暴走した際に狩るバイオーグハンターを
していたため、彼と切り替わることで戦闘等もこなせるようになるが、
ほかのハンターに狙われたります。
今巻では友人の意識と自分の意識が溶け合い本来の自分の意識が
消えてしまいそうになり、それを回避する方法を探してみたり、
かつて戦争を引き起こしたっぽい、バイオバグの人たちが出てきたりと
今巻も絵もストーリーも大満足でした。
3巻目でだんだん慣れてきましたが、なぜかこの作品はセリフが
横書きになっており、これだけが若干気になります。