魔法科高校の劣等生 九校戦編 1巻を電子書籍化。

やっぱりスキャナではタイトルのメタリックの箔押しがイマイチ綺麗には写らないのが残念です。

入学直後の話が終了し、これ以降は各章ごとに違うマンガ家が作画を担当し並行して連載をするようです。

話題がある間に売ってしまいたいのかもしれませんが、個人的には第1章とこの九校戦編を書かれた きたうみつなの作画か、とても上手かったので出来れば全部この作家さんに書いて欲しかったです。

この作品ではファンタジーの代名詞の魔法が使用できる人は限られているものの、技術として確立しており、CADという機械にプログラムを書き込んでおき、使用時に効率的な詠唱を行うというSF的な要素がある少し変わった作品です。

今回の九校戦編は、魔法大学の付属高校 9校が魔法を使用した競技大会で競い合うというストーリー。

主人公は一般的な魔法は不得意な為、劣等生となっていますが、魔法のエンジニアとして優秀な為、CADのエンジニアとして参加することになります。

その他、他の誰もが使えない特殊な魔法が使えたりするのですが、それはまた別の話です。

この作品は、近頃よくある、主人公が異様に強い系統の話なのですが、その分爽快感があり、また主人公が感情の大部分を後天的に消されており、必要以上にうじうじと悩むことがない為、イラつくことがないのでサクッと読めます。

原作はもともとネット上で公開されたインターネット小説で、ネット版は読んでいるのですが、現在文庫版がネットでは公開されていない部分まで進んでいるようなので、その分だけでも買うか思案中です。