聖書に出てくるノアと箱舟の話を映画化したノア 約束の舟を先日見に行ってきました。

ノアの話は聖書を題材にしたマンガをかなり昔に読んだきりでしたので、記憶が曖昧ですが所々聖書の内容と違っているところもありながらも、動物たちが集まるシーンや、派手な効果などはCGだからこそできる大迫力でとてもよかったです。

私の記憶では箱舟に乗った人間はノアと3人の息子とそれぞれの妻の計8人で、三人の息子がモンゴロイド系、コーカソイド系、ネグロイド系の祖になったという話だったと思うのですが、この話では長男以外は独身のままでしたので、遠からず絶滅してしまいそうな気がします。

その他に私が気付いた聖書との相違点は、カインの末裔と、彼の勢力との戦闘、ノアが箱舟の使命が終わり次第、自分達を含めた人類の滅亡こそが正しいとする考え、堕天使と巨人の扱い位でしたが、まだ他にも違いがあるかもしれません。

しかし、これらの改変は改悪ではなく、逆に変更要素でより面白くなっていると思いますので、個人的には全然気になりません。

ちなみにノアが酔っぱらって全裸はきちんと再現されていました。

尚、イスラム教でもノアの伝承が存在し、彼も偉大な預言者の一人とされているためか、多くのイスラム教国家でこの映画は上映禁止だそうです。

今もアララト山には箱舟の残骸の跡地と言われる地形残っており、定期的に木片を発見したとか残骸が見つかったとか言われているけれど、実際のところ本物なのかどうかがすごい気になります。

ちなみにgoogle mapで箱舟地形が載っていましたがアララト山から結構遠いです。