フライホークモデル製 軽巡洋艦 ケーニヒスベルクを作成しました

デフォルトのパーツがアフターパーツのような細かくて高ディティールなフライホーク製の艦船キットはプリンス・オブ・ウェールズで苦しみましたが、技術大国ドイツが生み出した 名艦 迷艦 ケーニヒスベルクがラインナップされたので購入。


それでも作る気力が沸かなかったので放置していましたが、この程ついに作成しました。

相変わらず、細かくて壊してしまいそうなパーツのオンパレードですが、軽巡なので戦艦に比べればパーツも少なくだいぶマシです。


そんな感じで完成。


ケーニヒスベルクは色々迷走した結果、欠点が多い残念な艦になりました。
しかし迷走した兵器は、技術的に問題点を解決しようとした努力の結果そうなってしまうことが多く、ケーニヒスベルクもまさに技術的な挑戦の結果です。


この艦は、通商破壊大好きなドイツらしく後退しながら戦うというコンセプトで後方に主砲を集中。
そうなると前方の火力が不足するので、後方の主砲を中心線からずらして、前方に主砲が回せるようにしました。
さらに船体の8割以上を溶接して作っています。

しかし、その反面基準排水量6000tと日本の5500t級軽巡と同程度の船体に阿賀野型(基準排水量6650t)の1.5倍の主砲を積むという無理な主砲配置と軽量化で安定性が悪く、さらに長期間の航行に溶接が耐えられず割れるという欠点があり、北海およびバルト海のみと狭い範囲での運用となりました。


フライホーク製キットは苦労する反面それに見合った出来栄えになるので、辛いと思いながらも、ついつい欲しくなります。


フライホーク製キットでは英海軍のナイアドも欲しいのですが、デフォルトでエッチングが必須なので悩みます。

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