ビブリア古書堂の事件手帖 × 2
ビブリア古書堂の事件手帖 角川版 4巻と講談社版 3巻を電子書籍化。
元は小説で、昨年 剛力彩芽主演でドラマ化され、いろんな意味で話題になりました。
まぁ長髪でコミュ障気味の主人公を剛力さんが演じるのは無理があります。
原作が好きでマンガ版も買い始めたのですが、当初は1巻だけ両方買って
それ以降は気に入った方のマンガ版のみ購入に変えようと思ったのですが、
どちらも好みで気が付いたらずっと両方を買ってしまっています。
珍しく両社の新刊が同じ月に発売されたので、ストーリーの進行ペースは
異なりますが、原作小説1巻のラストがそれぞれ収録されていたので、
念入りに読み比べてみました。
本に火を付け、屋上から投げるという同じシーンでもかなり書き方が違います。
個人的には登場人物などの絵などデザインは角川版の方が好みですが、
講談社版は、コマの書き方や余白を多めにとったり、所々でデフォルメされるなどの
演出が好みです。
この本は古書にまつわるドラマを古書店の店長が解き明かすストーリーで、
各話にモチーフとなる本が出てきて、面白そうな本も多く読んでみたいのですが、
絶版な物も多く、中々読めずもどかしいです。
今月には原作小説の最新刊も発売され、前巻でラスボスっぽい貫録のある登場人物も
出てきたので、楽しみです。




