連続で映画鑑賞

先日 映画館で洋画 エンダーのゲームと邦画 ジャッジを連続で鑑賞。


エンダーのゲームは元々は25年前の小説という事ですが、

原作は未読で今回初めて鑑賞しました。


ハリウッド映画らしくないなと言うのが第一印象。

私の思い込みだと、大体のハリウッドの宇宙人との戦闘映画は、マッチョな主人公が

武器や兵器を操って、敵を倒してハッピーエンドという感じのが多い気がします。

しかし、この作品は主人公が10歳の少年で、指揮官タイプとなっており、個人戦闘よりも

戦闘指揮で本領を発揮し、ラストも色々考える余地のある終わり方です。


従来のタイプのも大好きなのですが、個人的には戦闘員よりも指揮官の話の方が

好みなので、この作品はど真ん中のストライクで凄く楽しめました。

なんとなく省いているのかな?と思われるところが多々あったので、原作も読んでみようかと

思います。


ただ、スターウォーズ以降の伝統なのか、この手の異星人は

なぜか母艦がもろくなっており、あっさり爆発炎上をするので戦争をするなら、

もう少し頑強につくるか、構造を見直した方がいいと思います。



ジャッジは広告業界を舞台にしたコメディー映画で、あんまり興味はなかったのですが、

開始時間が丁度よく、ここ最近邦画を見ていなかったので、何となくネット予約を

入れたのですが、想像以上に面白く大正解でした。


主人公はうだつの上がらないクリエイターで、クライアントの無茶な要求で

駄作になったCMの尻拭いをさせられたり、さらに社長の息子が作った最低の

ちくわのCMをサンタモニカ広告祭で入賞できなければクビといわれ、

審査員の裏交渉で、票獲得を進められるが、愚直な主人公は裏工作ができず

苦悩するというストーリー。


主人公が所属する会社が「現通」で、ライバル会社が

「白風堂」と、微妙に某大手企業に似通った名前だったり、

彼らが手掛けるCMに至っては、実在するエースコックとトヨタだったりと

微妙に現実感があり、エースコックに至っては、映画で出たカップうどんを

実際に販売しているそうです。


この作品の監督はもともとCMクリエイターの方で、長編映画は初めてとは、

思えないほど、満足でき、おすすめの映画です。

×

非ログインユーザーとして返信する