京都へ行きました。 其之二

2日目は今回第二の目的である京都御所へ向かいました。


一日目の記事


私が修学旅行で行った際は、事前登録をしないと入れない仕組みでしたが、現在は何時でも入れるようになっており更に無料のガイドが有るとの事なので、それに合わせて向かいました。


御車寄

天皇に拝謁に来た人向けの入口。
待合室も階級で分けられていたそうです。


新御車寄

大正天皇即位の際に新しく作られた車寄せ。
外観は和風ですがガラスが使われており、内装は洋風で絨毯とシャンデリアとの事。


宜秋門


建礼門

天皇や国家元首レベルの国賓のみが通ることが出来るもんだそうです。


紫宸殿

承明門と回廊の一部が工事をしていた為、南庭に入ることが出来、紫宸殿間近まで行くことが出来ました。
ただ、普段は戸が開き中に玉座にあたる高御座と御帳台を見る事が出来るそうですが、現在は来年の新天皇即位の為、既に皇居へ移送されたそうで戸も閉まっていました。


清涼殿

紫宸殿で儀式を行う際の休憩に使われる建物だそうで、御簾の様な物がありました。


小御所と御学問所


小御所


御学問所

小御所が書院造と寝殿造りの中間で、御学問所が書院造だそうで、寝殿造りの紫宸殿からの変遷が分かって面白いです。
二つの間に有るのが蹴鞠をやる広場だそうです。


御常御殿

私生活を行う御殿。
御常御殿の奥にある御涼所

暑くて我慢できないときに使う建物だそうです。


林の中にあるこの建物は地震や火事が起きたときの避難所だそうです。


台所跡地

ここが生活の場だった当時は台所があり、職員たちの食事も作られていたそうです。


その他の写真。


そして蛤御門

会津と薩摩と長州が小競り合いをした門で今は駐車場に入る車の入口になっていました。


その後、以前見た二条城も近いので寄ろうかと思いましたが、かなり離れた宇治の平等院へ行く予定だったので余裕を見て今回は立ち寄らないことに。


そして宇治に到着。
お茶をプッシュしているのか駅前の郵便ポストが茶壺


平等院に行く前に昼食に抹茶ラーメンというのを食べてみました。

麺に抹茶が練りこまれているようで薄い緑でした。
とても美味しかったですが、ラーメンの味や香りが強すぎて抹茶の風味は感じられませんでした。
やはり抹茶の麺ならそばの方が良いような気がします。


平等院参道の川のほとりに紫式部の像が有りました。

後ろの川の水位が地味にヤバそうでした。
ちなみに私は光源氏の紫式部よりも枕草子の清少納言派です。


という訳で平等院に到着。
10円玉で有名なので、デザインはよく知っていますが、カラーで見るとやはり感動します。

300円で御堂の中に入れるという事なので、入ってきました。

島の中ではカメラをお堂に向けないでと言われたので、お堂の外側を取ってみました。

お堂の両脇の棟の2階は人が歩くには天井が低すぎる気がしたのでガイドの人に聞いてみたら、お堂の両脇の棟は完全に飾りで中に人が入れないそうです。
何というか無駄に贅沢な作りです。


その後、参道やお土産を物色していたら時間も遅くなったので、宿に帰り晩御飯を食べるところを探していたら宿のそばに信長死亡でおなじみの本能寺が有りました。

既に参観時間が終了しており入ることが出来ませんでした。
ちなみにあの本能寺の変の元祖本能寺は灰燼に帰したのでこのお寺は、秀吉が別の場所に縮小して再建した物だそうです。


翌朝早朝の高速バスで帰宅しました。
昔行けなかったスポットは、それぞれが離れた場所にあった為、今回まわれたのは少なかったですが、行ってみたかった場所ばかりなので、大満足でした。

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