君の名は。監督の舞台挨拶付を見てきました。

三回目を見るかどうかを散々悩んで、結局舞台挨拶目当てで見てきました。
過去二回普通に見たので、今回は背景を中心に見る事にしました。


以下、微妙にネタバレがあります。


父親の選挙演説の時にらーめん屋のオヤジの車っぽいのが有ったり、終盤の役場の放送シーンで小説でちらっと存在が書かれているサヤちんの姉らしき人が居たりなど、今まで気が付かなかったけれど、ひょっとしてそうなのかな?みたいなことが幾つかありました。


そして舞台挨拶が始まったのですが、監督だけだった為か、カメラの撮影はOKという事なので、撮影してみました。

スマホカメラで光学ズームが無いのでかなりボケてしまいます。


ちなみに監督も舞台からの眺めを撮影してましたので、それを撮影。


講演の内容もテレビで聞かれた事以外の内容をとの事で色々面白い話が聞けました。

この作品の人気が出てきて6歳の御嬢さんが近頃高慢になってきたとか、主演の神木隆之介さんが元々監督の作品のファンで撮影が終わった今でも「寝る前に秒速を観ます!」みたいな熱烈なメッセージが結構くるらしく、その他にも前作のゆきちゃん先生の声優を様付で呼んでいる事など色々面白かったです。


そして、質疑応答もしていただき、その中で印象に残っているのが以下の質問。

今までのオマージュを色々詰めているらしいけどどの辺ですか?
という質問に対して、言の葉の庭のゆきちゃん先生の他に、秒速ファンにショックを与えようと雪の歩道橋のシーンを入れましたとの事。
私もそのシーンで、またこうなるのか…と思ったので術中にはまっていました。
そして同じような人が大勢いたらしく、会場に笑い声があがりました。


テッシーは何で三葉の妄言としか取れない内容を簡単に信じたんですか?
という質問には、オカルト好きというのもあるのですが、彼は三葉が好きというか憧れがあったからだと思うと言っており、監督自身も「だと思う」と言っていたところに何となく単純に見えて複雑なテッシー内面を感じました。


ちなみに爆弾の入ったカバンの中には雑誌ムーが入っており、そこに「ティアマト彗星は人工彗星か」という見出しがあるとのことでした。
ムーには気づきましたが、ムーらしいその見出しには気づきませんでした。


一番印象に残ってるシーンは?
という質問は、終盤で瀧が三葉の手にメッセージを書いて、後でそれを見るシーンは最初は無くて、何となく物足りないと試行錯誤した結果できたシーンとの事でした。


それ以外にも三葉は大阪や名古屋ではなく何故東京に憧れたの?
など面白い質問が盛りだくさんでした。


監督は話がうまく、終始楽しい講演で大満足でした。
また舞台挨拶があるなら申し込みたいです。

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