ソレミテ 2巻

ソレミテ 2巻を電子書籍化。

何気に作者買いしている マンガ家の宮原るりが書いた豪華な帯だったので、重送機能を使い帯ごとスキャニングしてみました。

ちなみに帯なしはこんな感じです。


ソレミテは それでも霊が見てみたい の略だそうで、その名の通り二人のマンガ家と編集者が心霊スポットを訪れるというドキュメンタリー風のマンガで一見シリアスそうに見えますが基本コメディです。


この作品は心霊写真を撮れたら読者プレゼントと言っていたり霊が見れたら即連載終了と言っていたりする素敵に罰当たりな作品ですが、1巻では心霊現象が皆無のまま終了。


今巻では鎌倉で北条の得宗家の一族が自刃した場所を訪れたのですが高倉健が送った卒塔婆がたくさんあり、彼は北条一門の子孫とのことで、霊云々は置いておいて驚きました。

ちなみに、心霊現象はもちろんおきません。


その他に目撃報告が多いトンネルに行ったら交通量が多く雰囲気が皆無な上、なぜか未使用の避妊具が落ちていたり、他の人はなんか感じたりしても当の本人たちには何も起きず、今巻も何もなく終わるかと思っていたら、リアクション要因として怖がりな宮原るりをゲストに迎えた回にそれらしい現象が。


他の場所に取材に出ている間に、ホテルで幽霊がでるという噂の部屋にカメラを仕掛けておいたら、無人のはずが謎の振動音が。


その他にも寝ている間に音声を録音していたら、人が歩き回る様な音や、何もない場所でカタンという音が録音されていたり、別の部屋に宿泊した宮原るりは、上階に部屋がないのに深夜にトイレの流れる音を聞いたりとそれらしい現象が発生したものの結局、霊そのものは見れずに終了。


おまけでゲストの宮原るりのマンガが掲載。

取材に同行した際に場違いにハイテンションに楽しむ二人に振り回されたり、ホテル宿泊時にエロいことを考えたら大丈夫と思い使いどころが謎な自作品の下ネタを考えたりと別な意味で悲哀にあふれた素敵なおまけマンガです。


なんかこれを見ていると場所が悪いのではなく、この二人がハイテンションすぎて霊が逆に引いているのでは無いかと思える作品です。

霊が出ない方が色々面白そうなので、出来る事ならこのまま見れないでいることを望みます。


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