氷菓 6巻
氷菓 6巻を電子書籍化。
米澤穂信原作の古典部シーズのコミック版。
やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短にをモットーに省エネ人生を邁進中の主人公が、好奇心の塊の旧家のお嬢様に振り回され、小さな謎を解いてく人が死なないミステリー作品
前巻で 愚者のエンドロール編が終了し、今巻から文化祭の クドリャフカの順番編に突入するのですが、その前に、以前コミック版 3巻に付属したOVA作品を原作者が謎解き部分をまるっと変更した話が収録。
インターミッション的な話を挟んで、原作でも結構な長丁場になるクドリャフカの順番編に突入。
元々 30部発行予定だった古典部の文集が手違いで200部注文してしまい何とか売りさばく算段を立てることに。
文集完売の為の、役割を決めるのですが、主人公は店番で安定の省エネぶり。
かといって、他の人間も目移りして、本来の目的をなかなか果てせていない模様。
6巻の収録文では、序盤の序盤でまだ事件的なものも起きずに終了、次巻からが本題に入ります。
このコミック版もとても面白いのですが、個人的には原作の続きも早く読みたいです。
最新の長編が発売から、すでに3~4年経過しており、文庫未収録の短編も私の知る限りでは3編あるのですが、短編集も当分先になりそうです。