天才たちの競演 2巻

天才たちの競演 2巻 を電子書籍化。


ビックコミックスの45周年企画で一巻あたり7人の作家の読み切りを掲載するオムニバスの2巻目

1巻は好きな作家が少なかったのでスルーしましたが、2巻は好きな作家が多かったので購入しました。


水木しげるの その後のゲゲゲの家計簿。

鬼太郎などの作品がヒットし連載を大量に抱えていた頃の話で、3億円事件で警察に事情聴取されたお話。

水木しげるの独特なタッチの絵は大好きなのですが、少しお話が短かったので、もう少し長い話が読みたかったです。


高橋留美子のリベンジドール。

旬を過ぎたマンガ家が人を呪うことができる人形をもらうというお話。

高橋留美子は年に一度ビックコミックで読み切りを載せており、とても楽しみなのですが、短編集に纏まるまでの期間が長いのが難点です。


太田垣康男のサンダーボルト外伝。

連載中のサンダーボルトの外伝的な作品。

やっぱり彼のデザインするMSは格好いいので、このグフは是非キット化をしてほしいです。

というよりもショーンは死んだと思っていたのですが、しっかり生き延びていたんすね…。


細野不二彦が石ノ森章太郎の作品を書いた短編。贋作 佐武と市 捕物控。

佐武と市 捕物控は知っていたのですが、細野不二彦がこの作品を書いていたことはこの短編集で初めて知りました。

軽い違和感を感じながら読んでいたのですが、佐武さんの髷の結い方が違う気がしました。

引っ越しの際に誤って処分してしまった為、確認はとれませんがこれはこれで好みです。

出来る事ならまた書いてほしい作品でした。


星野之宣 の宗像教授シリーズ。

星野之宣 は古い人文的な作品と未来のSF作品と両極端な作品が多いのですが、宗像教授シリーズのような作品も好きなのですが、個人的には2001夜物語の様なSF作品もまた読みたいです。


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