初代南極観測船 宗谷を観に行ってきました。

十年ぶりくらいに南極観測船の宗谷を観に行ってきました。


宗谷80周年を記念して甲板の端材から作ったキーホルダーを配布するとの事でしたが、開場30分前についたときには既に大勢が並んでおり、間に合いませんでした。
でもスタンプラリーをするとクリアファイルは貰えるようなので、それに参加。


宗谷は元々ソ連から受注した耐氷構造の船でしたが、第二次大戦直前になりソ連には返金と違約金を支払い引き渡さずに日本の商船として竣工。
その後に海軍が徴収し特務艦 宗谷となりました。
特務艦後は前線付近での強硬測量や輸送任務に就きました。
特務艦時代は空襲を受けても無事だったり、命中した魚雷が不発だったり、無血上陸に成功したりと何度も戦闘に巻き込まれながらも大きな損害を受けないという事で幸運艦と呼ばれます。
終戦後は復員任務後に灯台補給船となりましたが、南極観測船の計画が立ち上がると国鉄所有の船と共に候補になり、一部スペックは宗谷が劣ってましたが幸運ぶりが評価され観測船に就任し6回の観測任務を行いました。
観測船を退役後も海上保安庁の巡視船として活躍し1000人以上を救助し、巡視船を退役後は博物館として保管されています。
尚、宗谷は旧海軍所属で今なお海上に浮かんで現存する唯一の船です。


船内展示


本館が休館の為、別館を見学。


貰ったクリアファイル


購入した宗谷のガイドブック

この本は300円という激安ながら盛りだくさんで宗谷改装の歴史が載っているのが最高です。


小学生のころはよくこの船の科学館に通っていましたので懐かしいです。
出来る事なら本館内部の展示をまた見てみたいです。


あと、ハセガワの1/350 第三次観測隊の宗谷も良いのですが、どこかで特務艦時代の宗谷のキットを出してくれませんか…。

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