かつて魔法少女と悪は敵対していた。1巻

かつて魔法少女と悪は敵対していた。 1巻を電子書籍化。


妖狐×僕SS を連載していた 藤原ここあ の最新作。


悪の組織の参謀で悪の権化と恐れられた彼が敵である正義の味方の魔法少女に一目ぼれをするというコメディ。


魔法少女はそもそも正義の心があったりするのではなく、きっかけは自分が育った孤児院が地上げの標的にされたので御使いをなのる妙な猫に勧誘されお金の為に魔法少女になったという。

しかもその猫は裏で地上げ屋とつるんでいるという中々の外道。


その猫はその後も魔法少女の白夜を働かせ管理するからとお金を巻き上げたり酒を買いに行かせたり、苦戦し悶える彼女の姿を撮影し売ろうとしたりとDV夫の様な事をして大活躍。


その後調査の名目で貧乏な白夜にお菓子やごはんなどを与えて餌付けしたりしていたところ、組織から手こずっていると思われ、別な幹部が善意で手伝いに付いたが、白夜に近づこうとする彼を参謀は消そうと考えたりとかなりな盲目ぶり。


最後に猫と同類の御使いと思われる鳥がでてきたので、また別の魔法少女が出てきそうなのところで終了。

御使いと言うよりも、ほぼ変質者な気がします。


今のところほぼコメディで読んでいて楽しいです。

というよりも御使いの猫の下衆っぷりが悪の組織以上で素敵です。


まだ始まったばかりですが、続刊が楽しみです。


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