ウィッチ クラフト ワークス 7巻

ウィッチ クラフト ワークス 7巻を電子書籍化。


この作品は、自己の研究のみを重視する塔の魔女と、町に工房を作り魔法を管理し町を守護する工房の魔女の2派が存在する世界。

主人公は普通の高校生だったけど彼の体内に白姫という巨大な魔女が封じられている為に塔の魔女に狙われ、二つの派閥の争いに巻き込まれるという話。

主人公は体内の魔女が原因でよく敵に襲われるのですが、その都度ヒロインである綾火に助けられ男なのにお姫様抱っこをされたりするこの作品内で一番ヒロイン属性が高いキャラです。


6巻で長めの話だったウィークエンド編の話が終わり、今回はインターミッション的な軽いノリのお話が多め。

今までは主人公の仄を狙う敵を彼を護る綾火が魔法で軽くあしらってきましたが、それもめんどくさいのか近頃は素手で済ませる程の無双ぶり。


このままじゃ勝てないからと綾火を子供に逆戻りさせ戦いを挑み、主人公が彼女を護ろうと闘志を燃やし塔の魔女のKMM団に挑みに行き、珍しく彼が活躍するかと思いきや、

結局はたとえ子供でも綾火がさっくりと倒して終了。


そんな ゆるい話しが進む中で、仄と綾火ともに記憶に欠落がある事がわかり、主人公は子供の頃、この町の工房の魔女のトップで、綾火の母に鍛えられていたそうですが、その中で大けがをし、記憶を失ったとの事。


今後またウイークエンドの様な敵が現れ死んでしまうかもしれないので、どうせなら自分のことを知っておきたいと過去を探るため、綾火の実家をこっそり探る事にして今巻が終了。


今巻は比較的ギャグが多めで緊迫感のない話しが多かったのですが、ゆるい話しも好きなので個人的に大満足です。

それにしても綾火のストーカー体質も相変わらずですが、妹の変人度により磨きがかかっている気がします。


恐らく記憶をめぐる長編が開始されたと思うのですが、次巻は来年との事なので、また悶々としながら待つようです。


×

非ログインユーザーとして返信する