海賊とよばれた男 1巻

海賊と呼ばれた男 1巻 を電子書籍化。


永遠の0の作者が書いた小説で本屋大賞を受賞した同名タイトルのマンガ化作品。

出光の創業者が戦後の混乱期を乗り越える話だそうで、小説版はスルーしていたのですが、マンガ版は何となく試しに購入。

結構面白かったので、原作を購入するかは未定ですが、マンガ版は続巻も購入することにしました。


石油の統制団体で談合がやり放題の石統に入っていなかったため、国内で石油が入手できず代わりに海外に拠点を持っていたが戦後すべてを失い負債のみ残った状態でスタート。


主人公は社員の解雇はしないと決定した為、新規事業として農業や漁業に着手。

気になって出光のサイトを見てみたら、上記以外にも醤油製造や印刷業、水産業などにも手をでしていたようです。


そんな中、旧海軍士官からもたらされたラジオ修理販売事業に着手、娯楽以外にGHQの意向の告知にも使うため、全国展開する事に。


今巻の最後で石油を再び扱う様な事が出てきましたが、次巻予告を見ると海軍の地中タンクの底に残った石油の回収事業でようやく石油事業に復帰する様です。


出光と言えば近頃はCMにゴリラが出ていたりとすごく身近な企業の一つですが、創業者の人となりや、一時期は急場をしのぐために漁業や農業にも手を出していたことなど、まったく知らずかなり驚きました。



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