双星の陰陽師 2巻

双星の陰陽師 2巻を電子書籍化。


過去に自分が入寮していた見習い陰陽師の寮で自身以外が全員がケガレに殺されるという惨劇が起き、陰陽師の道をあきらめていた ろくろが、人を襲うケガレが住む世界の禍野に終焉をもたらすという神子を生む夫婦である双星の陰陽師の夫に選ばれるというお話。


前巻に引き続き禍野で人の言葉を話すケガレで双星の妻に選ばれた紅緒の両親の敵に出会い、彼によると双星の陰陽師は今まで何組も存在しており、その度に殺してきたとのこと。


取りあえず見逃してもらえたが、そのおかげで二人はそれなりに歩み寄ることが出来たようです。


しかし、過去主人公の寮で起きた惨劇が、ケガレによるものではなく、主人公が自身以外の候補生を皆殺しにしたというのが真相で、しかもその寮には紅緒の兄がいたという事が判明して終了。


いかにも少年漫画っぽい作風で結構面白いのですが、個人的にはこの作者が前に書いていたギャグ漫画のノリが好きだったので、少しさびしい気もしますが、今から続きが楽しみです。




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