聖おにいさん 10巻

聖おにいさん 10巻を電子書籍化。


相変わらずクリスチャンが見たら怒られそうな話が多くて面白いです。


現在 氷川きよしの熱烈なファンになっている聖母マリアが おばあちゃんカートに座ってドヤ顔してみたり、奇跡の力でワインを作るイエスにボジョレーヌーボーをねだったり、普通の恋愛やキャンパスライフに憧れていたりと色々ヒドイ事に。


イエスも自分の誕生日であるクリスマスに自分以上にちやほやされているサンタクロースこと聖ニコラウスに嫉妬し、このままでは彼を破門してしまうかもしれないと教会で懺悔。


キリストの弟子で初代教皇と言われるペトロはイエスから直々に天国の門の鍵を授かり、現在も鍵は教皇のシンボルとして扱われているのですが、この作品ではワンピースのチョッパーデザインで天国の鍵の合鍵を作ったり、ユダに叱られるほどのインターネット中毒だったりとオタク趣味な人に。


ホワイトデーと聞いてヴァレンタインデーの様に聖ウァレンティヌスのように殉教した聖人がいると勘違いした上、三倍返しの風習を聞いて右頬を打たれ、左頬を差し出した上にボディまで入れられた気分とキリストらしい?感想を述べてみたりしています。


お花見の会で堕天使ルシファーとそのお友達が登場していたのですが、その中の一人はハエの羽の様な物があったのでベルゼブブだと思うのですが出来れば他の名前が知りたいです。


その他、イエスにはマリアという名前の知り合いがたくさんいて、アドレス帳は本人に見せられない書き方をしていると言っており、その中で マリア(母)=聖母、マリア(第一発見者)=マグダラ、マリア(油)=ラザロ、かなと思いますが、その他の(姉)、(石)、(おば)は分かりませんでした。


今巻も相変わらずフリーダムな内容で最高でした。
上映時に映画版も見たのですが、宗教ネタが比較的ソフトな物ばかりでしたので、原作ぐらい攻め込んだ物にして欲しかったです。


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