角川版 ビブリア古書堂の事件手帖 5巻

角川版 ビブリア古書堂の事件手帖 5巻を電子書籍化。


今巻では司馬遼太郎作品を中心にしたお話。

私も歴史作品が好きなので、司馬遼太郎の作品はいくつか読んでいるのですが、推理小説を書いていたのは知りませんでした。

しかも無理やり書かされたとか、探偵はどうして秘密を暴き出す事に執念を燃やすのか解らないとか、もう二度と書くことは無いとか言っていたりするそうなので逆に読んでみたくなりました。


しかし、全集からも抜けており、ネットで調べたら10万弱とかするみたいなので買えそうにありません。

再販は望めそうにないので図書館に蔵書されているといいんですが…。


他にも全集に収録されておらず、本名の福田定一名義で出版されている名言随筆 サラリーマンというのもあるそうなので、これもネットで探してみたら、更にお高く 30~40万円と、とてもではありませんが買えそうにありません。


しかしもう少し調べてみると、改題したビジネスエリートの新論語という版もあり、こちらは4~6万程とお買い得で買えなくはないですが、それでも手が出しづらいです。


この作品を読んでいると、結構面白そうな本が出てくるので読んでみたくなるのですが、入手難易度が非常に高い作品が多くつらいです。

しかし原作で登場し、興味があった たたんぽぽ娘というSF短編が、この作品の影響か再販されているようなので機械があったら購入してみようかと思います。


原作では、一波乱あって、雨降って地固まるという感じだったのですが、最後に爆弾が落ちたような終わり方をしていたので、早く続きを読みたいです。

×

非ログインユーザーとして返信する